もちがせ流しびな行事プロモーションビデオ
令和6年の「もちがせ流しびな行事」は4月11日木曜日です。
旧暦3月3日の春の風物詩「もちがせ流しびな行事」は、4月11日木曜日に実施します。
また地元用瀬において昔から連綿として受け継がれている各ご家庭での雛送りも、例年のとおり行われます。
「喫茶ぼんぼり」は、鳥取県の認証店を受け、感染防止を徹底した上で飲食を提供しています。
また「TAKE OUT」(要予約 )も実施中です。(喫茶メニューをご覧下さい)
もちがせ流しびなの館について
室町時代(約700年前)の京都金閣寺をモチーフにした大型木造建築です。内部の展示室には、江戸時代をはじめ各時代の雛人形、雛飾り、加茂人形、御所人形など約1,000体を常設展示しています。木と雛のおりなす独特な美しさと雰囲気を醸し出した館です。また、癒しの「池泉回遊式庭園」でゆっくりおくつろぎください。
室町時代(約700年前)の京都金閣寺をモチーフにした大型木造建築です。内部の展示室には、江戸時代をはじめ各時代の雛人形、雛飾り、加茂人形、御所人形など約1,000体を常設展示しています。木と雛のおりなす独特な美しさと雰囲気を醸し出した館です。また、癒しの「池泉回遊式庭園」でゆっくりおくつろぎください。
◆お近くへお越しの際は、観る・食べる・買う・体験などが揃った観光施設に、ぜひお立ち寄りください。
新着情報!!
2024-01-29
2024-01-12
2023-12-02
2023-10-24
2023-09-26
2020-06-26
2020-06-26
2020-06-26
2020-06-28
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ながしびな子の「ひとこと伝言板」です。
流しびなの館の巨大な信楽焼陶板です。NHK朝ドラ「スカーレット」は信楽焼のストーリー。
NHK朝ドラ「スカーレット」は焼き物の里、信楽に生きる女性陶芸家のストーリー。
最近、流しびなの館に訪れる観光客から、あれっ、信楽焼があるという声が、ちらほら聞こえ始めました。
朝ドラは現在変わっていますが、今でも信楽焼の話は余韻が漂ってます。
民俗学の権威・柳田國男監修「年中行事図説」流しびな行事について
前回、民俗学者として有名な折口信夫の言葉をお借りして「旧暦三月三日は潮の満ち干きが激しく、災いや穢れを遠くまでもって行ってもらう日、それがひな祭りの由来」(折口信夫全集第17巻)と、ご紹介させていただきました。
今回は、民俗学者の権威・柳田國夫監修(資料第四)民俗学研究所編の中で、同じ流しびなについて次のような著述がありましたのでご紹介します。
「おそらく、日本の古い時代には、毎年三月の初めに物忌みをし、禊をして、穢れを祓う必要があったのであろう。その時の形代(かたしろ)、そして人形をつくりそれにけがれを移して流してやる習わしがあったものと思われる。鳥取県などのナガシビナは、今にその古風を伝えている」
さらに、「今でも、鳥取県の一部では、ヒナオクリということをしている。それは竹の骨に赤い色紙を貼って造ったナガシビナを、ひな壇に飾っておき、三日の夕方には火をともして川へ送ってゆき、苞につつんだお供え物とともに、桟俵にのせて流すのである。その様は他の地方の七夕流しに似ている」とも。
伝統行事体験(2人~40名)お気軽にお申込を。顔書き体験だけも。
若い方もよく当館を訪れ、流しびな製作体験として、さん俵&紙雛づくりに挑戦されます。体験が終わってみればみなさん充実した素敵な笑顔となります。不思議です。
いつも製作体験の指導される「ときわ流しびなの会」の皆さんは、「参加者に逆に元気をもらった」と喜ばれ、帰りのバスを見送り、参加者に向かって、いつまでも大きく手を振っていらっしゃいます。
さん俵は無病息災の縁起物です。大切に保存してくださいね。また、お札(ふだ)に書かれた願い事は、来年の流しびな行事の時に、改めて祈祷神事を行いますので、当館で大切に保管させていただきます。ご安心ください。また、どうしても、体験当日に流されたいお客様は、ご遠慮なしにご相談ください。
※尚、厄除け祈願の「さん俵」商品は当売店で各種取り揃えています。宅配も可能ですので、ご相談ください。また、当日「顔書き体験」も受付周辺で可能です。時間的に余裕のないお客様には人気です。ご相談ください。
池泉回遊式庭園で、鯉のエサやり、相変わらず大賑わい。
流しびなの館(観光物産センター)のお庭で、一番の人気はやはり、鯉のエサやりです。遠路はるばる旅の疲れを癒すには、当方のお庭がよいかと思います。お庭で何度もお目にかかるお客様もいらっしゃいますが、いつみても嬉しそうに「生きた鯉人形」と戯れていらっしゃいます。この庭周辺からも流しびなの館の外観や用瀬アルプス、赤い欄干のひいな橋などが、鮮やかに目に飛び込んできて、この風景を眺めるだけでも癒されます。もちろん、軽食喫茶(ぼんぼり)から窓越しにみえる綺麗な日本庭園をみながら、ゆっくりくつろげます。
ブラジル鳥取県人会が伝統行事に参加。ブラジルの新聞に掲載。
2006年の流しびな行事の折、ブラジル鳥取県人会のご一行の皆さんが、同流しびな行事の体験をされました。その時のもようがブラジルの新聞にも掲載されました。日本の典型的な伝統文化に触れられたということですね。
「源氏物語」の須磨の巻に、流しびなに関係する記述があります。
内田康夫原作の「鳥取雛送り殺人事件」のドラマ、今もなお大人気。
内田康夫原作の「鳥取雛送り殺人事件を深夜テレビでみて、そのまま鳥取の用瀬町まできました」と話されるお客様が、時々お越しになられます。
ご承知の通り、浅見光彦シリーズ。平成9年1月29.30日用瀬ロケ。辰巳琢郎、中村あずさ、加藤治子らその他豪華メンバー出演。
現在でも、時々放映されているようです。
展示室人気の一つ「ひな荒らし」のお部屋。ひな荒らしとは?
「ひなあらし」(昔は「雛さん荒らし」とも)とは、「中国・四国地方の三月節供で、雛の供物を貰い歩いたり、雛を見物し饗応を受ける民俗」日本民俗大辞典(下)とありました。
入館者の皆さんが、流しびなの館の展示室に入られ、ほのぼのとした展示コーナーがいくつかあります。その一つに、まるで本物の人間がそこにいて、雛段の前のお供え物を、嬉しそうに三人の子どもたちが、近所の家にあがらせていただいて食べている、いわゆる「ひな荒らし」の風習を見事に再現したコーナーがあります。観光客の皆さんは、異口同音に「人間かと思ったら、人形だったんだ」と、目を丸くしていらっしゃいます。
用瀬の「ひな荒らし」は、近所の女の子たちが雛のお供え物をいただく光景を言いますが、地方によっては、女の子たちの楽しそうな集いを男の子が荒らしに来るので、「ひな荒らし」と言うこともあるようです。
尚、お供え物の食べものは、全部、昔から用瀬に伝わっているものです。たにし、かれいの焼物、くわい、わけぎのぬた、おいり、菱餅、巻きずしなどです。
団体昼食・名物「雛ものがたり」は、ひな荒らし伝承や節句料理を念頭に工夫しています。